緊急事態、何故そこに進藤が

今日は我々コンササポにとって記念日となった。

クソほど使い古されてるネタなのであれだがあえて言おう。「ポイチがいいねと選んだから、十一月六日は進藤記念日」。全然面白くない上に十一月六日が言いづらい。最悪である。もうここから先書くのも少し嫌になっている。

高らかに宣言された進藤記念日だが、正直言って意外だった。年齢はそこそこ上の方とは言えやはり福森がそろそろかなと思っていたし(同じぐらいの年齢の佐々木翔が選ばれてたりもするので)、ワンチャンで白井?なんて思っていた。進藤を低く評価しているわけでは全くないしいつかは呼ばれて欲しいと思っていたが、まさか今とは思わなかった。そして今回の選出でこの動画を思い出した。

これは今シーズン開幕前のものだが、槙野が自分のベストイレブンに進藤を挙げている。これをリアルタイムで見た私はこう思った。

「はいはい槙野は目立ちたがりだな」

槙野は好きな選手だし進藤が選ばれたのは嬉しかった。しかし、どこかでいやいやベストはお前言い過ぎだろうよと思ってた自分がいた。そしてそんな進藤を取り上げた槙野はやっぱ変わったことやりたがりの目立ちたがりだな、と。槙野の先見の明、慧眼、恐れ入りました。名将になりそう。実はすげー緻密に計算してそう。友達の誕生日とか日が変わってすぐLINEしてそう。

さて、これで我らがコンサドーレ札幌は日本代表2名、U22日本代表2名、韓国代表1名、タイ代表1名というこれ強豪のそれじゃないですかというようなチームになってきた。その上ワントップは元イングランド代表だ。来年はここがどうなるか。元スペイン代表?とりあえず皆しっかりアピールして無事に帰って来てください。コンサで活躍すれば代表になれることはもう証明されたと言ってもいいと思うので、チームでの競争もみんな頑張れ(語彙力)。

北から頂くルヴァンカップ

今更ながら、我らが北海道コンサドーレ札幌が初のルヴァン杯ファイナリストとなった。

壇ノ浦の戦い、東勝寺合戦、関ヶ原の戦い。。それぞれ新たな時代を切り拓いた戦いであるが、次の決勝川崎フロンターレ戦が我々にとってのそれになるか。私もこの一戦絶対に見逃してはならぬと香港から埼スタへ駆けつけるべく、現在妻との前哨戦を行っている真っ只中である

「有効期限切れ近いマイルがあるので帰国させていただいてもよろしいでしょうか?」

形勢は五分、『子供の面倒』が勝敗の鍵を握る展開になると予想されるが、イーグルショットのような地を這う低姿勢に何の恥じらいもない私である、恐れるものは何もない。

さて、先日久々にTHA BLUE HERBのアルバムを聴いていてこのリリックが耳に入った。少し長くなるが引用。

五年前からオレの縄張りは 平岸限界こえ知らしめる県外へ

今から北から現場へてっぺんまで 当然狙ってく世界まで

北から頂く 北から頂く 北から頂く

北から頂く 北から頂く 北から頂く

歯食いしばって立ってる奴ら 維持してる同士

出来る同志たちのために俺たちは続ける

一緒にのして生きて ありったけの俺たちの魂を贈る

北の誇りと共に

COAST 2 COAST 2 / THA BLUE HERB

北から頂く。。何ていい言葉だ。つい最近まで対戦すればボーナスステージ扱いされ、勝ったぞと思ったら「札幌ごときに負けた」と言われ、そんな我々が今「北から頂く」あと一歩までやってきた。地方だからダメだ、北海道だからダメだ。そんなことないことはもう誰にも言えないだろう。そういや先週、「奥まで気持ちいい」でおなじみ奥菜恵の元旦那が東京への強い拘りを見せた。『東京』じゃないとクラブは成長できないのだそうだ。は?お前それILL BOSSTINOの前でも言えんの?そうじゃないんだよ。東京だから良くて、地方だからダメだとかそんなのじゃない。そこで何をやるかなんだよ。このブログを読んでくださっている道民の方々でも、過去に北海道出身でつらい思いをしたことがある方は多いと思う。かく言う私も、当時『王様のブランチ』の特集がいつも「東京代官山スイーツ特集!」とかでぐぬぬとなっていた(あんな東京都民の選民思想を増長させる放送は一刻も早く廃止しろ)。しかし今はTHA BLUE HERBがいて、TEAM NACSがいて、北海道コンサドーレ札幌がいる。彼らは北海道で日本中を認めさせた。田中義剛は青森県民だ馬鹿野郎。

時代は変わる。NEW ERAまであと一歩、苦しい時代を、自らもバッシングに遭いながら引っ張ってき続けてきた俺らの10番宮澤キャプテンに優勝杯を持たせてやるためにも、選手サポーターとも皆であと少し頑張ろう。まず私は前哨戦に全力を尽くしたいと思います。

さあ埼スタが俺を呼ぶ。恐れるものは何もない。

激突!ジョーvsカーロスリベラ! 対神戸

前節のFC東京戦が一歩ミスれば互いに斬られる緊迫した状態、つまり『ジョーvs力石』状態だったとすれば(クロスカウンターね)、今回の殴り合いとなった神戸戦は『ジョーvsカーロスリベラ』!殴る!殴る!最後は気持ちだけでリングに立っている状態!立つんだジョー!(ハタ坊)

と、ベネズエラの黒豹ことカーロスリベラと矢吹丈の一戦はまさに死闘となり、最後にはボクシングであることさえ忘れて蹴り、肘打ちを繰り出す喧嘩になったのだが、試合後の両者には清々しさがあったのだった。。

ん?!肘打ちですって?!

えー、荒れております。何故か当事者である神戸サポの方々よりも外野の声が大きいのはJリーグあるある。ジャスティス振りかざして大声あげる人は恐い。当のジェイは以下のツイート。

超簡単に訳すと、「フェルマーレンが自分の腕にジャンプしてきたので腕が上がってしまい、それで頭じゃなく手に当たった。もちろん意図的ではない。」

これについては私が何か書いたところで何の意味もないので書かない。まあ、ジェイはそんな汚いことはしないことは神戸サポの皆さんにもご理解いただけるとありがたい。問題児も今やウチの精神的支柱だからね。

さてそれはそうと、見所が今回も非常にあった。

白井vs酒井高徳

湘南杉岡、広島柏、浦和関根、清水松原、瓦斯東とそうそうたるメンバーと対峙し自らの格を上げ続ける男白井。今節はガッチガチの日本代表選手が相手だったわけだが、

全然負けてないじゃん!てか優勢気味だったじゃん!

これはガチでそのうち声がかかるかも。ウイングバック王国札幌。

Unstoppable チャナティップ

もう最近のチャナティップマジアンストッパブル(何語?)。何か久々にNitro Microphone Undergroundの “Unstoppable” を聴きたくなった(そして聴いた)ぐらい。やめられない止まらない。ゴリゴリ。

Nitro Microphone Underground / Unstoppable

ディフェンスに定評のある早坂

早坂が入った瞬間に鬼ハイプレス行ったのは笑った。恐らく飯倉狙う指示だったんだろうけど、それでゴールは決まらなかったもののまんまとシュートまでは行けましたからね。本当に何でもできる、今の札幌でもしかすると一番替えの効かない選手。そして気のせいか、早坂が入ると他の選手の足がまた動き始めるような気がする。ベホマスライム?

次はルヴァン広島戦ホームアウェイ。武蔵、チャナティップ、菅ちゃん、ソンユンを欠くことになるが、うちは選手層が薄い湘北ではないので大丈夫。岩崎がいるんだよウチには。

最後に、VARに関しては僕はいらないと思ってます。誤審も含めてサッカーでいい。生活かかってる選手からするとそんなことは言えないと思うけど。

『ワッキーのベストイレブン』をコンサドーレ目線でまとめてみる

えー、今更非常にやりづらくなってしまいました。何故か?これです。

二番煎じー!!二番煎じー!!

シンゴー!!シンゴー!!

全力で被ってしまいました。というか、今更これを出すと盗作疑惑すら生じかねない。AIR車谷浩司、DragonAsh、オレンジレンジ、チャットモンチー。。全部好きだよ俺は。。

そこで僕は思いました。「そうだ!BUBBLE B featuring ENJO-Gぐらい開き直ればいいんだ!!

誰にもパクリだなんて言わせない

ということで前置きが非常に長くなったが、芸人ペナルティのワッキーが毎節全試合をガチで見てガチでやってる『ワッキーのベストイレブン』をコンサドーレ目線でまとめてみた。コンサドーレから選出された選手をランキング形式で紹介していきます。まずは何と同率6位に4選手!(既に破綻しかけている)

6位(選出回数2回)アンロペ、進藤、チャナ、ソンユン

それぞれアンロペは3節のホーム清水戦(○5-2、落ちたやつ)、8節ホーム横浜戦(○3-0)で選出。DAZNベストイレブンではJ1ナンバーワンに輝いた進藤が何とここで登場(利用させていただいております。。)。10節神戸戦(○2-1)、11節アウェイ松本戦(△0-0)で選出。チャナは16節ホーム鳥栖戦(○3-1)、24節先日のホームFC東京戦(△1-1)。ソンユンは15節アウェイ川崎戦(△1-1)、16節ホーム鳥栖戦での選出だった。

2位(選出回数3回)福森

単独2位は鬼の左福森。13節ホームガンバ戦(△0-0)、20節ホーム湘南戦(○5-2)、23節アウェイ清水戦(○0-8)での選出となった。やはり記憶に残っているのはあのフリーキック。川崎時代の先輩を次節からスタメン落ちさせてしまったほどの一撃はまさに鬼。木村政彦スタイル。あとは平畠会議で岩本てるに「あれは反則」と言わしめた湘南戦のアシスト。何で代表選ばれないんでしょうね。ポイチ目が(自重

さて、残るは1位。第1位はこの選手!

1位(選出回数4回)ミンテ

これはもうコンササポだったら納得じゃないですかね。もう最近のミンテはホントすごいですよ(涙が出るほどの語彙力)。間違って瓦斯サポ席煽ったり、そして高萩(保護者)についてもらって即謝ったり、もうお茶目なんですよ。「いっけなーい!遅刻遅刻!」の食パン女子高生なんですよ。

さて、そんなミンテが選出されたのは7節アウェイセレッソ戦(○0-1)、14節ホーム広島戦(○1-0)、18節ホーム松本戦(△1-1)、そして22節ホーム浦和戦(△1-1)でした。ミンテにも福森と同じ言葉を与えよう。

まとめ

以上『ワッキーのベストイレブン』をコンサドーレ目線でまとめてみるでした。ちなみに1回の選出は武蔵が2節アウェイ浦和戦(○0-2)、深井が9節アウェイ磐田戦(○1-2)、白井が20節ホーム湘南戦、そして最後にジェイが23節アウェイ清水戦でした。

俺らの10番が選ばれていない。。。?

納得がいかない!ワッキーちゃんと見ろ!!という皆さん、安心してください。ワッキーはガチキチなので、ベストイレブンだけではなくいいプレーもツイッターに挙げてます。もうJの見方がガチ過ぎて尊敬しつつ引いてる自分がいます。そこには我らが宮澤も選ばれてたりしましたよ!(確か)

ということで以上二番煎じでした。これ中間レビューなので、またシーズン終わって覚えてたらやります。他チームは面倒なのでやりません。

こんなワッキーを応援しています

ディグダグ荒野にコンサの将来を見る 対FC東京

皆さんはディグダグをご存知だろうか。そう、ナムコが1985年に発売したあの伝説のファミコンソフトディグダグである。

かわたん

ゲーム内容を簡単に言うと、プレイヤーが穴を掘りステージである島を掘削→敵を海に落としていくというゲームだ。

ん?!穴を掘る?!何か聞き覚えがないですかコンササポの皆さん!!

荒野である。アラーノではなく荒野拓馬。昨年だったか一昨年だったか、セレッソ戦でPKを取られたことに納得いかなかった荒野がやった『ピッチ穴掘り事件』である。他サポからはドメサカなど主要まとめサイトで叩かれまくれ、コンササポからはしょーもないことすんなよ。。と呆れられる。遂にはチームオフィシャルで謝罪声明を出すまでの案件になってしまい、完全に悪い意味で彼の名前を広めてしまった事件だ。穴を掘ると言えばディグダグと荒野の二大巨頭と言っても過言ではない。

コンサユースが生んだ悪餓鬼荒野拓馬。元々技術の高さは折り紙つきで、1試合で12キロ普通に走ってしまう体力もある。しかしメンタルが大きな課題だった。いい時はいいんだが悪い時が酷すぎる。コンドラツェフかお前はとつい突っ込んでしまうほどの調子の波。「今日はいい方の荒野でありますように。。」と試合前に祈ることがコンササポのルーティンになっているだわけだが(そして大体裏切られてたわけだが)、そんなコンドラツェフが最近頗るいい。彼の代名詞クソミス数は大幅に減少、体力に裏付けられたチェイスとボール奪取、攻撃の起点としての鋭いパス、前線への積極的な顔出し。そして何より一番声を大にして言いたいのは『謝男(シャーマン)としての開花』だ!

昨日の試合では小競り合いがちょいちょい起きた。ミンテvs東、福森vsDオリヴェイラ(試合前チャナと話してた時の笑顔素敵、でも筋肉お化け恐すぎ)、ジェイvsジャエル(瓦斯さん筋肉お化け好きすぎじゃないですかね。。)。その全てのバトルに荒野がいた!一昨年ぐらいであれば率先して煽りに行っていた荒野が!仲裁をしているではないか!!

多分荒野ってコンササポからすると問題児ほど可愛いみたいなとこがあって、文句は言うんだけどすごい気になるというかそんな存在だと思うんです(え?!恋?!)。そんな彼がこうやって熱くなった味方を止めに行ったり、チームのために何かしているのを見ると何かジーンと来る自分がいる。やっぱターニングポイントはキャプテンマーク巻いたことですかね。それぐらいの頃から何か変わった、自覚が出てきたように思う。昨日は最近札幌ドーム出現率が高い(そして来た時の勝率悪すぎ)ポイチ監督が来ていたそう。ワンチャンで荒野、ないですかね?

その他書きたい選手

ミンテ:

魂揺さぶるねえ。。タマシイレボリューションだねえ。。永井とのスピードバトルも、Dオリヴェイラ(筋肉お化け)との暗黒肉弾バトルもしっかりキメてくれた。そして間違って瓦斯サポ側を煽ってしまい謝ると言うオマケまでつけてくれるお茶目さ。ミンテって韓国代表DFの序列で何番目ぐらいにいるんだろう。このクラスの選手で代表に呼ばれもしないってのがびっくり。

チャナティップ:

何かもうレェェェヴェルが違いすぎて、ここまで来ると早くヨーロッパでのチャナを見たいってほど。もちろん残って欲しいけど、タイのためにも更に上のステップに行って欲しい。「僕もここまでくれば見てみたいですよ、ヨーロッパで彼が活躍しているところを」と、スラムダンク山王戦で急に出てきて謎に主張してきた記者のコメントっぽく締めさせていただくとする。