北から頂くルヴァンカップ

今更ながら、我らが北海道コンサドーレ札幌が初のルヴァン杯ファイナリストとなった。

壇ノ浦の戦い、東勝寺合戦、関ヶ原の戦い。。それぞれ新たな時代を切り拓いた戦いであるが、次の決勝川崎フロンターレ戦が我々にとってのそれになるか。私もこの一戦絶対に見逃してはならぬと香港から埼スタへ駆けつけるべく、現在妻との前哨戦を行っている真っ只中である

「有効期限切れ近いマイルがあるので帰国させていただいてもよろしいでしょうか?」

形勢は五分、『子供の面倒』が勝敗の鍵を握る展開になると予想されるが、イーグルショットのような地を這う低姿勢に何の恥じらいもない私である、恐れるものは何もない。

さて、先日久々にTHA BLUE HERBのアルバムを聴いていてこのリリックが耳に入った。少し長くなるが引用。

五年前からオレの縄張りは 平岸限界こえ知らしめる県外へ

今から北から現場へてっぺんまで 当然狙ってく世界まで

北から頂く 北から頂く 北から頂く

北から頂く 北から頂く 北から頂く

歯食いしばって立ってる奴ら 維持してる同士

出来る同志たちのために俺たちは続ける

一緒にのして生きて ありったけの俺たちの魂を贈る

北の誇りと共に

COAST 2 COAST 2 / THA BLUE HERB

北から頂く。。何ていい言葉だ。つい最近まで対戦すればボーナスステージ扱いされ、勝ったぞと思ったら「札幌ごときに負けた」と言われ、そんな我々が今「北から頂く」あと一歩までやってきた。地方だからダメだ、北海道だからダメだ。そんなことないことはもう誰にも言えないだろう。そういや先週、「奥まで気持ちいい」でおなじみ奥菜恵の元旦那が東京への強い拘りを見せた。『東京』じゃないとクラブは成長できないのだそうだ。は?お前それILL BOSSTINOの前でも言えんの?そうじゃないんだよ。東京だから良くて、地方だからダメだとかそんなのじゃない。そこで何をやるかなんだよ。このブログを読んでくださっている道民の方々でも、過去に北海道出身でつらい思いをしたことがある方は多いと思う。かく言う私も、当時『王様のブランチ』の特集がいつも「東京代官山スイーツ特集!」とかでぐぬぬとなっていた(あんな東京都民の選民思想を増長させる放送は一刻も早く廃止しろ)。しかし今はTHA BLUE HERBがいて、TEAM NACSがいて、北海道コンサドーレ札幌がいる。彼らは北海道で日本中を認めさせた。田中義剛は青森県民だ馬鹿野郎。

時代は変わる。NEW ERAまであと一歩、苦しい時代を、自らもバッシングに遭いながら引っ張ってき続けてきた俺らの10番宮澤キャプテンに優勝杯を持たせてやるためにも、選手サポーターとも皆であと少し頑張ろう。まず私は前哨戦に全力を尽くしたいと思います。

さあ埼スタが俺を呼ぶ。恐れるものは何もない。

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