うろ覚え名曲数珠つなぎ 3曲目 『シャボン玉』/ DELI, MIKRIS, MACKA-CHIN feat Tina

渋谷宇田川発、日本のヒップホップシーンに大旋風を巻き起こしていたNitro Microphone UndergroundからDELIのソロアルバムを紹介(正確に言うとソロではなく彼が設立したチカチカプロダクションのコンピレーションアルバム)。

これは思い出がありますね。まずジャケット。

「誰だこの可愛い看護婦は!!」

多感な中学生の鬼佬青年はまず股間センサーが働くわけですよ。当時インターネットも出たてぐらいで、今のように簡単には情報が集まらなかった時代、今だったらネットなしでどうやっていろいろ調べます??無理でしょ??それを当時のちんこ中心の生活をしている中学生は何とか探り当てるんだから、我ながら大したバイタリティだったと思う。どうやって突き止めたのかは忘れたが、彼女が伊東怜(うろ覚えだが確かそんな感じ)という名前のAV女優で、彼女の作品を近所のレンタルビデオ店で見つけた時の達成感と言ったら(もちろん親のカードでレンタル)。。今までで一番の成功体験かもしれない。就活の時に話せば今頃大企業にいたかもな。。

さて、今回はそのコンピアルバム『チカチカ大作戦』より『シャボン玉』を紹介。良い意味でヒップホップのアクの強さがなく非常に聴きやすい。シャボン玉というタイトルの通り浮遊感のあるトラックと3MCのラップ、Tinaの歌声。夜の曲です。リリックもいいんですよね。以下歌詞より抜粋。

古今東西 様々なタイプ 浮かんではまた消えてく 絶え間ない
舞うも飛ばすも ためらいはない 所詮、シャボン玉みたいなLIFE

十人十色、生き方があって 人それぞれに、死に方があって
いいさ判ってる 奴は笑ってる おそらく這ってる

チカチカ秘大作戦『シャボン玉』より

またMACKA-CHINのライムが効いてるんですよね。リリックの内容はわけわかんなすぎて草不可避この上ないが、むしろ意味を完全に排除してライムに全振りした彼は唯一無二の存在。あと彼がソロアルバムとかでもよく使ってる「行くぜぇ。。」ってサンプリングね。あの使い方とかだけで上がります。個人的にはニトロの中だとMACKA-CHINが好き。

とりあえず超おすすめなので、是非夜に夜景を観ながらお聴きくださいまし。ちなみにDELIは現在千葉県松戸市の市議会議員。すげー。

では、今から上海に行ってきます。行きたくねー

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